早稲田大学の学生の一人暮らしの割合について

早稲田大学の学生の中で実家から通っている学生は全体の約65.3%となっています。
一人暮らしをしている学生は全体の約28.8%、またルームシェアリング(兄弟や友人と同居)をしている学生は全体の約3.6%になります。

早稲田大学の学生の一人暮らしの住まいの割合について

一人暮らしをしている早稲田大学の学生の中で一番多い住まいのスタイルは『アパート・マンション』となっており、全体の約80.8%を占めています。
早稲田大学には3つの「学生寮」があるため、そのような制度を利用している学生は全体の約15.9%、『下宿・間借り』を利用している学生は全体の約2.1%となっています。

一人暮らしにかかる初期費用について

一人暮らしをするにあたり、賃貸物件を借りる際に初期費用として毎月の家賃のほかに敷金・礼金・仲介手数料などが必要となります。
物件によっては敷金・礼金がかからないものもありますが、一般的には家賃月額の2ヶ月分、仲介手数料約1ヶ月分というところが多いようです。
入居月の家賃は基本的には前払いのため、初期費用として家賃の約6倍程度はかかるとすると6万円の家賃の物件の場合、36万円程度が目安となります。
またそれとは別に引っ越し費用や家具、家電を新調した場合も費用が上乗せされるため、更にかかることも考えておくといいでしょう。

生活レベル別の費用

〈パターン①〉~必要最低限の費用でおさめたい場合~

〖ワンルームの場合〗

家賃(+共益費) 60,000円
光熱費(電気・ガス・水道) 7,300円
食費 21,000円
通信費 2,800円
娯楽・交際費 10,300円
雑費 5,900円
合計 107,300円

こちらは住まいを多数の地域へのアクセスが可能な東中野駅周辺のワンルームにした場合の試算となっています。離れたエリアであれば同じ家賃であっても、これよりも広いアパートやマンションに住むことも可能です。光熱費、娯楽・交際費、雑費をもう少し節約すると月々の出費を更に低く抑えることは可能です。

〖学生寮の場合〗

家賃(+共益費) 62,000円
光熱費(電気・ガス・水道) 7,300円
食費 21,000円
通信費 2,800円
娯楽・交際費 10,300円
雑費 5,900円
合計 109,300円

こちらは住まいを早稲田大学の学生寮にした場合の試算となっています。アパートやマンションを借りた場合とは違い、完全なプライベートというわけにはいきませんが、安心できる管理と食事、学生間の交流などサポートのある住まいとなっています。光熱費、娯楽・交際費、雑費をもう少し節約すると月々の出費を更に低く抑えることは可能です。

〈パターン②〉~標準の生活レベルにかかる費用の場合~

家賃(+共益費) 68,000円
光熱費(電気・ガス・水道) 9,400円
食費 25,700円
通信費 3,700円
娯楽・交際費 18,000円
雑費 8,300円
合計 133,100円

こちらは住まいを早稲田大学の学生に人気のある高田馬場駅周辺のワンルームにした場合の試算となっています。3つのキャンパスにアクセスのいい高田馬場駅周辺は大学へのアクセスがよく人気のあるエリアであり、家賃が高くなっています。離れたエリアであれば同じ家賃であっても、もう少し広いアパートやマンションに住むことも可能です。時給のいいアルバイトをしながら計画的な生活を心掛ければ、無理なく楽しく大学生活を送ることができます。

〈パターン③〉~標準よりちょっと余裕のあるレベルの場合~

家賃(+共益費) 85,000円
光熱費(電気・ガス・水道) 10,400円
食費 30,200円
通信費 4,600円
娯楽・交際費 25,700円
雑費 11,900円
合計 167,800円

こちらは住まいを早稲田大学の学生に人気のある高田馬場駅周辺の1Kにした場合の試算となっています。3つのキャンパスにアクセスのいい高田馬場駅周辺は大学へのアクセスがよく人気のあるエリアであり、家賃が高くなっています。1Kはワンルームに比べキッチンが別にあり広さを感じることができるため、家賃が高めになる分ほかの部分にもこだわって部屋選びをすることが可能です。どの費用も多少余裕がでるため、自分がどの部分にお金をかけたいかをその都度考えながら生活することができ、学生生活を十分に満喫することができます。

〈パターン④〉~リッチな大学生活を満喫できるレベルの場合~

家賃(+共益費) 107,000円
光熱費(電気・ガス・水道) 11,400円
食費 34,700円
通信費 5,500円
娯楽・交際費 33,400円
雑費 15,500円
合計 207,500円

こちらは住まいを早稲田大学周辺の早稲田駅近くの1LDKまたは高田馬場駅周辺の2LDKのマンションにした場合の試算となっています。この程度の家賃であればセキュリティーはもちろん部屋の広さなど、満足のいく物件を選ぶことが可能となります。また仕送りがあるうえにバイトの心配もないと仮定すると、食費も金額を気にせずお洒落なランチやカフェでの飲食や、娯楽・交際費、雑費もサークル活動での飲み会や服飾代、エステ代、車の維持費代など自由にお金をかけて学校もプライベートもかなり充実させることができます。

一人暮らしにおける生活費について

一人暮らしをする学生の多くは、両親からの仕送りがあるうえで足りない分を奨学金やアルバイトという形で補っているのが現状です。そのためパターン④のような生活費がかかる学生はごくわずかであり、学生の多くがパターン②のような一人暮らしをしながら学生生活を満喫しています。生活費の中で多くの割合を占めている家賃や共益費については、両親が不動産業者もしくは大家さんに振り込みをしていることが多いため、その他にかかる生活費も含めて平均の仕送り額は7万円~10万円程度と言われています。一人暮らしといっても住む場所や生活のスタイルによって、かかる費用もさまざまです。学生生活もプライベートも充実した生活を送るために、自分に合ったスタイルを見つけてみてくださいね。