過去問分析
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社会科学部 | 社会科学科 |
特徴
早稲田大学の社会科学部は、グローバル社会において人々の生活の問題点・課題を分析し、解決策を考え実行していく力が養える学部です。現在の社会が抱える問題は、異常気象による災害・人為的な環境災害・生態系の崩壊など多様化しています。
社会科学部では、このような地球規模の危機やリスクを解決し、持続可能な未来に向けて国際社会及び地域社会の転換に貢献できる人材を育成することを目標としています。
早稲田大学社会科学部では、「社会科学の学際的・国際的・臨床的な研究・教育」を基本理念として掲げています。
学際性とは、多領域の知識を活用し問題解決する力、相互に刺激・感化し合いながら共有・発信する力などを指します。
この学部は、必修科目が少ない代わりに、1,000以上の科目から自由にカリキュラムを作成できるため、様々な分野の知識を身に着けることができます。
また、少人数のゼミにおいてディスカッションなどを実施することにより、知識を共有・発信する力が養えます。
国際性とは、多くの国・言語・民族・文化の違いを超えて、問題解決のために利害などを統合する力を指します。
この学部には600を超える海外協定校がある他、英語で専門を学ぶ「グローバルラーニング」などの科目の設定・英語だけの授業で卒業できる現代日本学プログラム(Contemporary Japanese Studies Program:CJSP)の設置・積極的な留学生の受け入れ・海外留学への送りだしを行っており、国際的な表現力と協働力を身につけることができます。
臨床性とは、豊かな感性をもち、理論と実践、思考と行動をくり返しながら、現実やその課題を発見・洞察し解決していく力を指します。
行動科学において「臨床」という言葉は、実際におきている現場起点で考える、という意味で使われます。
社会科学部のゼミの多くは、ケーススタディや国内外でのフィールドスタディを実践しています。
これは、想定外のことが発生し、変化していく状況の中で、最善の行動を取る柔軟性や知恵を身に着けるためです。
社会科学部では1・2年次に、知識を深める際に必要とされる基本的なツール・社会科学の基本的な概念・「社会科学とは何か」を学び、3・4年次に「社会科学総合研究」などの学際科目・より専門的な内容をもった「先進専門科目」・ゼミを履修していく、2階建ての教育課程を組んでいます。
ゼミは「社会科学総合」「政治学」「経済学」「法学」「商学」「人文・自然科学」の分野で60以上のテーマから選ぶことができ、海外や地域社会で調査・実習・交流などを行うゼミも数多くあります。
1学年10~15名程度の少人数制で議論を交わし、コミュニケーション能力を高めながら専門性を深めることができます。
社会科学部の男女比
※2021年度