「早稲田大学法学部の政治経済の対策を知りたい」という受験生のために、政治経済の対策をお伝えします。
時事問題や法律関連の論述問題まで対応できる対策をチェックしましょう。
点数が伸び悩んでいる受験生は、勉強計画を見直すきっかけになるはずです!
「早稲田大学法学部に合格できる政治経済の対策が知りたい」
そんな受験生のために早稲田大学法学部入試の政治経済の対策についてまとめました。
この記事では、以下の内容について解説します。
・早稲田大学法学部入試の政治経済の対策
・早稲田大学法学部入試の政治経済で合格点を取るために
早稲田大学法学部の政治経済では、教科書レベルの基本問題から、憲法をテーマに扱った大学初級レベルの応用的な問題まで、論述問題も含めて幅広い問題が出題されます。
この記事を読むと、早稲田大学法学部の政治経済に特化した対策が分かります。
具体的な対策が分かったら、勉強の方向性を定めて、質の高い努力を継続して合格をつかみとってください。
政治経済の対策を立てる前に
早稲田大学法学部入試では、政治経済の問題もレベルは高いといえます。
中には難問も含まれます。
一方で、政治経済全体の配点は40点で小問数は約40問です。
つまり、どんな難問でも配点は1点の問題が多いということです。
そのため、難問に気を取られる前に、教科書レベルの基礎固めを最重要とし、ここを最低ラインとして初めの目標に設定します。
早稲田大学法学部入試の政治経済の対策
早稲田大学法学部の政治経済の対策において、他の科目と共通する点は、基礎をしっかり固めてから徐々に応用問題への対応力を身につけるということです。
一方、他の科目と異なる点は、時事問題対策と論述問題対策です。
基本的な受験戦略としては、先にマーク式の問題をスピード感もって解き、難問は後回しにして、論述問題に十分な時間を確保します。
教科書レベルの基本問題で失点すると、他の受験生に差をつけられてしまい、結果的に合格が遠のきます。
そうならないために、「この問題は他の受験生にとっても難問か?もしくは教科書レベルの基本問題か?」を判断できる見極め力も養っておきましょう。
ここからは、マーク式と論述式のそれぞれの問題について、詳しい対策を見ていきます。
マーク式問題の対策
政治経済のマーク式問題の対策は、以下の手順で行うとスムーズです。
②実践レベルの問題集や過去問の活用
③応用問題&時事問題の対策
①教科書で基礎理解&問題演習
早稲田大学法学部レベルの問題に対応するにも、基礎力がないとはじまりません。
教科書や資料集を用いて、丁寧な基礎理解を心がけてください。
また、全体の流れも重要なので、必ず「学習した範囲が全体のどの部分に位置するのか」を最新の年表で確認しながら、学習を進めるのがおすすめです。
教科書理解のポイントは、政治分野に重点を置いた上で、特に日本国憲法を完璧に理解することです。
基本的な条文に加えて、主要な判例や話題となっている憲法解釈についても確認しておきましょう。
難しい分野ですが、論述問題でも出題されやすいテーマのため、ここでしっかりと理解しておけば、受験本番で強い武器になるはずです。
また、単なる用語の暗記に留まらず、グラフや図、脚注ももれなく確認する必要があります。
はじめから完璧に覚えるのは大変なので、教科書を最低3周する覚悟で、段階的に知識を増やしていきましょう。
同時に基礎的な問題にも数多くあたってください。
教科書の理解=インプットだけでは、分かった気になっていても実践力が身についていません。
問題演習=アウトプットを必ずセットにすることで、時間はかかっても結果的に効率の良い勉強が可能になります。
②実践レベルの問題集や過去問の活用
基礎固めが終わったら、早めに実践レベルの問題集や過去問にのぞみます。
過去問のいいところは、類似の問題が出題されやすいことにあります。
過去問を解く際には、必ず制限時間で区切ります。
もちろん、はじめは全然点数が取れなくて当たり前です。
「間違えた問題は、次に正解すれば良い」くらいの気持ちで、どんどん問題集をまわして、徐々に正答率と回答スピードを上げましょう。
次の応用問題の対策と、時事問題対策と平行して、受験直前までできるだけ問題に触れる回数を増やします。
過去問についても、市販の最新年数分だけでは心もとないので、中古購入などを活用し、なるべく過去のものまで解いてみて、多くの問題にあたるようにすると、他の受験生に差をつけられます。
需給曲線などの計算問題への対応については、公式を用いて正答を導く練習が必要です。
政治経済分野で出題される計算問題は、パターンがそれほど多くありません。
ひととおり解法を確認して、多少の応用問題であっても、確実に得点できるようにしておきたいところです。
③応用問題&時事問題の対策
過去問の活用と平行して、応用問題と時事問題への対策も実行します。
ただし、この2つは対策に終わりがなく、受験生としては苦しい部分でもあります。
最終目標は政治経済で合格点を取ることなので、応用問題と時事問題の対策にはまりすぎないように気をつけましょう。
おすすめは、通学時間や休憩の時間を利用して、スキマ学習を積み上げることです。
具体的な対策としては、最新の政治経済関連の新書を読んだり、NHKニュースを見る習慣をつけて、時事問題に詳しくなりましょう。
余裕があれば日本経済新聞を読んだり、友達と時事問題について話し合うのもおすすめです。
時事問題の出題範囲は、前年の9月頃までです。
「時事用語集」を年末に購入し、有効活用しましょう。
新しい法改正の動きはもちろん、幅広い社会問題に関心を持ってアンテナをはっておきましょう。
論述問題の対策
マーク式問題の対策として、教科書レベルの確実な理解や時事問題への対策ができていれば、論述問題対策は半分終わったようなものといっても過言ではありません。
この時点で、すでに論述のテーマについては、論点や各立場の主張をおおまかに理解できるだけの知識を有しているはずです。
後は、確実に得点をもらえる論述力が必要になります。
論述問題対策としては、実際の論述問題になるべく多く触れましょう。
早稲田大学法学部の過去問の活用だけでなく、同レベルの問題であれば他大学のものでも積極的に解いてみましょう。
また、採点は自身では難しいので、必要に応じて塾や家庭教師を使うのも得策です。
客観的なアドバイスをもらいながら、論述で得点を取る感覚を養ってください。
早稲田大学法学部入試の政治経済で合格点を取るために
早稲田大学法学部入試の政治経済では、大学初級レベルの応用問題もあり、合格点をとるのは簡単ではありません。
しかし、逆にいえば、しっかりとした対策をすれば、他の受験生に差をつけながら、合格に近づくことができるのです。
思うように点数が伸びない期間があっても、そこで諦めるかどうかが合否を分けるのです。
ぜひ、苦しいときこそ一歩だけ前に踏み出す勇気をもって、充実した受験生活を過ごしてほしいと思います。