物理学科【先進理工学部】

早稲田大学先進理工学部物理学科の特徴

早稲田物理の特徴は、物理学科と応用物理学科が一体になって最先端の科学技術に結び付くような研究を行ってる事です。卒業研究では物理学科の研究室だけでなく、応用物理学科の研究室からも選べるので、自分が興味を持った研究を行う事が出来ます。

物理学科でまず学ぶこと

年度により異なりますが、1年目は数学や高校生までに習う古典力学など色々な分野の事を学び将来自分がより学びたい分野を決定します。物理入門として各分野の先端研究を教員が紹介する授業などもありますので、色々な分野の知識を取り込む事が出来ます。3年生修了まではとにかく基礎を勉強するため得意不得意がはっきりします。高学年になるにつれて、専門的・難しい授業も増えていきますので自分で勉強する力を養いましょう。

物理学科の教育目的

早稲田大学生物物理学教授は「物理学科が掲げる教育目標は、現在物理学の基礎や知識・考え方を学び、自分の物にする事と、その基礎を学ぶ過程で論理的・科学的思考力を身に着ける事です。」と公式で発表しています。また、科学的思考力・数理分析の力を身に着ける事は、卒業後も十分に役立つ（潰しがきく）との事です。

専門科目について

3年生になるとほとんどの授業が専門科目になります。下記は選択必修科目と選択科目の一部です。より詳しい情報は公式もしくはパンフレット等をご確認下さい。

卒業研究

3年生後期になると、4年生の卒業研究のために振り分けが行われます。冒頭でも少し記載しましたが、研究室の選択については、物理学科だけでなく応用物理学科の中から選べますので、1～3年生の間に興味を持った研究室をチェックしておくと良いかと思います。また、卒業は物理学科なので学部卒は【学士（理学）】となります。応用物理学科の場合、学部卒は【学士（工学）】となります。

早稲田大学物理学科の分野一覧

・数理物理
・原子核・素粒子物理
・素粒子・放射線実験
・宇宙物理
・物性理論
・凝縮系物理
・生物物理
・情報・物理工学

大学院進学率

早稲田大学の公式で公開されているデータによりますと、理工学部卒業後は、約7割の学生が大学院の修士課程へ進みます。就職先に関しては、サービス業関係が多いとの事です。大学院修了後は「研究者」や「技術者」と呼ばれる職業で活躍している人が多いです。

早稲田先進理工学部の入試教科・科目について

早稲田先進理工学部の一般選抜は、学部独自試験となっています。入試教科・科目や、各教科の配点は以下の通りです。

早稲田先進理工学部の配点について

早稲田先進理工学部の試験教科【理科】の配点は、学科によって重視している科目が異なるため、配点も異なります。志望学科がどの科目を重視しているか確認しておきましょう。

理科の選択パターンについて

試験教科【理科】は選択科目となり、「物理・化学・生物」の中から2科目を選び解答する必要があります。解答する科目は、志望する学部によって決定されていますので、志望学科の解答パターンをご確認下さい。

※ 学部内で、同一の解答パターンの他学科を、第二志望とすることができます。

例①：解答パターンに、物理と化学を選択している場合
第二志望は、どの学科でも選択出来ます。

例②：解答パターンに、化学と生物を選択している場合
第二志望は【応用化学科、生命医科学科、電気・情報生命工学科】の中から選ぶ事が出来ます。
応用化学科を、第一志望とする場合、第二志望は【生命医科学科、電気・情報生命工学科】の中から選ぶ事が出来ます。

第一志望学科が不合格で、総合点が第二志望学科の合格最低点を上回る場合にのみ、第二志望学科合格となります。ただし、第一志望学科が補欠合格となった場合は、第二志望の合格は取り消されますのでご注意下さい。第一志望と第二志望に同時で合格する事はありません。また、補欠合格は第一志望にのみ適用されるため、第二志望で補欠合格が適応される事はありません。