応用数理学科について

応用数理学科は工学などで扱う実際の現象に応用することを考え、数学を研究する学科です。
科学の言語・道具でもある数学の基礎を、数学科と連携し土台を築き、さまざまな最先端の数理科学を学びます。
応用数理学科は、現象数理・統計数理・情報数理、3つの分野で構成されています。
１年次は基幹理工学部共通教育を学び、2年次からの学科配属に必要な知識や技術を身に付けます。
2年次から学科固有科目を履修し、3-4年次の科目は共通化され自分の興味や理解に合わせて自由に履修します。
応用数理学科では、あらゆる問題を掘り下げ考え、また、常識にとらわれず、新しい数学の理論を創造し切り開く力を持つ、さまざまな分野で活躍できる人材を育てます。

入学試験について

2022年度の早稲田大学基幹理工学部　2年次応用数理学科に進学できる学系Ⅰの一般選抜募集人数は45名、学系Ⅱの一般選抜募集人数は210名です。
*基幹理工学部、学部募集人数は300名です。
3教科の合計点（配点360点）で合否を判定します。
入試科目は以下の通りです。

一般選抜

募集人員 教科（時間／配点） 科目
学系Ⅰ 45名
学系Ⅱ 210名		 数学（120分／120点） 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B（「確率分布と統計的な推測」を除く）
理科（120分／120点〈1科目　60点〉） 学系別の理科解答パターンに応じ、次のうちから2科目を選択
①物理 ②化学 ③生物
外国語（90分／120点） 英語（コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ）
■理科解答パターン
● 学系Ⅰ 物理、化学 または 物理、生物 または 化学、生物
● 学系Ⅱ 物理、化学

● 基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部は学部間の併願不可。
● 基幹理工学部学系の併願不可。
2年次に応用数理学科へ進級できるのは学系Ⅰ定員30名/学系Ⅱ定員30名です。

帰国・外国生入試について

一次試験：筆記試験　/　二次試験：面接試験

時間 科目 詳細
11:20～12:50（90分） 理科（100点） 基幹理工学部　学系Ⅰ志願者は、「物理・化学」「化学・生物」「物理・生物」の三つの組合せの中から1つを選択。
基幹理工学部　学系Ⅱ志願者は、「物理・化学」
14:00～15:30（90分） 数学[理系]（100点） 数学I、数学II、数学III、数学A、数学B（「確率分布と統計的な推測」を除く）

●基幹理工学部は学系単位での募集となります。（基幹理工学部では2年進級時に原則として所属学系内の各学科に配属となります。）

■指定校推薦
募集人数は約135名 ※地域連携型推薦入試を含む