電子物理システム学科について

電子物理システム学科では、電子工学と物理学を基礎とした、物性物理、電子光工学、システム設計を履修し、マテリアル、ナノエレクトロニクス、光エレクトロニクス、システム設計など電子と光を操る技術と、そのシステム化に必要な学問領域である最先端の学問を学びます。
電子物理システム学科1年次では人文・社会科学系の素養、理工系共通の基礎的素養を身につけるため、基幹理工学部の共通科目を履修し、2年次から電子物理システム学科全科目のベースとなる科目を履修します。
3年次は物質科学、電子・光科学、機能集積システムの専門科目を学び、4年次には最先端の研究群を基礎学問である量子論、物質科学、情報工学、フォトニクスなど、応用学問としてナノテクノロジー、電子デバイス・光デバイス技術などを配属された研究室で学びます。
基礎から段階的に学び、豊富な実験・演習を重ねることで、もの作りのセンス、多角的視野と柔軟な思考能力も体得できます。
さらに、より高度で専門的な能力を修得するため大学院修士課程への進学など、多くの可能性と選択肢を選べる進路があります。

入学試験について

2022年度の早稲田大学基幹理工学部 2年次電子物理システム 学科に進学できる学系Ⅱの一般選抜募集人数は210名です。
*基幹理工学部、学部募集人数は300名です。
3教科の合計点(配点360点)で合否を判定します。
入試科目は以下の通りです。

一般選抜

募集人員 教科(時間/配点) 科目
学系Ⅱ 210名 数学(120分/120点) 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B(「確率分布と統計的な推測」を除く)
理科(120分/120点〈1科目 60点〉) 物理、化学
外国語(90分/120点) 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ)

● 基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部は学部間の併願不可。
● 基幹理工学部学系の併願不可。
2年次に電子物理システム学科へ進級できるのは学系Ⅱ定員80名です。

帰国・外国生入試について

一次試験:筆記試験 / 二次試験:面接試験

時間 科目 詳細
11:20~12:50(90分) 理科 物理、化学
14:00~15:30(90分) 数学 [理系](100点) 数学I、数学II、数学III、数学A、数学B(「確率分布と統計的な推測」を除く)

●基幹理工学部は学系単位での募集となります。(基幹理工学部では2年進級時に原則として所属学系内の各学科に配属となります。)
■指定校推薦
募集人数は約135名 ※地域連携型推薦入試を含む