複合文化学科について

早稲田大学教育学部複合文化学科は、人間に関するあらゆることを「文化」として捉えながら、在学生たちの研究および考察する力を養っていく学科です。
さらに、英語以外の外国語を学びながら、諸外国の文化や価値観などを専門的に学び進めていきます。
複合文化学科では、映画や食文化、サブカルチャーなど、自分が興味関心のある「文化」について研究をしていくので、在学生たちが充実した大学生活を営んでいます。
学習内容は、1,2年次に複合文化学科での学び方や、必修科目などを履修します。
2年次の終わりにゼミの選考会がありますので、それまでにどのような研究をしていきたいのかを早稲田大学で学びながら探っていきます。
そして、3年次と4年次でゼミに入り、自身の研究テーマに沿って、フィールドワークや情報ネットワークなどを活用して研究を深めていきます。
教育学部の詳細の分岐図

入学試験について

2022年度の早稲田大学教育学部複合文化学科の一般選抜においての募集人数は40名です。
教育学部の中では、募集人数自体が少ないです。
教育学部の一般選抜は3教科の試験があり、文科系(A方式)と理科系(B方式)の選択式ではありますが、複合文化学科はA方式(外国語と国語は90分、地歴・公民は60分)とB方式(外国語90分、数学120分、理科60分)のいずれかを受験生が選択できます。
つまり、受験生は、自分の得意な科目を選んで入試に臨むことができます。
また、ここ数年の倍率ですが、2019年度で10倍を超えていましたが、それ以外の年では6~7倍程度です。
いずれにせよ、高倍率の数字が並んでいますので、受験をする際には入念な準備が必要だということです。
入試科目は以下の通りです。

A方式

教科 配点 科目
外国語 50点 次のうちから1つを選択。
1.英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ)2.ドイツ語3.フランス語
国語 50点 国語総合、現代文B、古典B
地歴・公民 50点 次のうちから1つを選択
1.世界史B、2.日本史B、3.地理B、4.政治・経済

B方式

教科 配点 科目
外国語 50点 次のうちから1つを選択。
1.英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ)2.ドイツ語3.フランス語
数学 50点 数学I、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B(「確率分布と統計的な推測」を除く)
理科 50点 次のうちから1つを選択
1.物理基礎、物理、2.化学基礎、化学、3.生物基礎、生物、4.地学基礎、地学